じぇむぱれっと・じぇむぱれっとモア
の療育(支援内容)
~成長に合わせた目標と支援~
自立と自律

個別活動
楽しみながら課題に取り組み「できること」を1つひとつ積み上げ、自己肯定感を育みます。
集団活動
脳の活性化を促し「心と体をコントロールする力」を養います。集団での活動を通して楽しさや協調性を育みます。
余暇活動
自由な時間と空間の中で自由な発想を育みます。リラックスした状態でご家庭に帰ります。
「個別活動」「集団活動」「余暇活動」の3つの活動を、お子さんのニーズや成長過程に応じて工夫しながら療育を行っています。お子さんの「○○したい!」や「○○のようになりたい!」といったねがいを受け止め、成長を支援します。
療育は以下の考え方を参考にしています。詳細は「支援プログラム」をご覧ください。
TEACCHプログラム
環境整備
個別活動
etc...
TEACCHプログラムとは、アメリカのノースカロライナ州で行われている「自閉症の人々の生活(学習、余暇活動、就労)ができるだけ自立して活動できるように支援しながら、一般の人たちと共生・共働していくことを目ざす」プログラムのことです。いくつかの原理が強調されていますが、「自閉症の障害の本質は中枢系神経を含む器質的な問題であり、それが彼らの見る世界や状況の見通しに混乱や影響を及ぼしていること」や「療育はあくまで個別化の概念のもとに行われること」などがありますが、特に環境整備や個別活動の課題における「視覚的構造化」の原理を大切にして実践しています。
感覚統合理論
個別活動
集団活動
etc...
感覚統合とは、脳に入ってくる様々な感覚をコントロールする脳機能のことです。感覚とは、「五感」(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の他にも、「固有受容覚」や「前庭感覚」という7つの感覚があります。人それぞれ感覚の受け取り方には違いがありますが、感覚統合がうまくできないと、脳に入ってきた感覚にうまく対応できず、その結果として不注意や多動、暴力などの不適切な言動が表れてしまう場合があります。それら1つひとつの言動から、感覚の躓きを分析し、個別活動や集団活動において感覚統合を促す実践を行っています。
ソーシャルスキルトレーニング
集団活動
余暇活動
etc...
ソーシャルスキルトレーニングは「対人関係や社会生活を営むために必要な技能」を学ぶ訓練のことです。昨今は、医療や福祉、教育などの様々な場で実践されている療法です。定義や方法は研究者によって違いがありますが、「教示(説明)」「モデリング(お手本を見せる)」「リハーサル(実際に練習してみる)」「フィードバック(できたことを褒めたり、改善点を伝えたりする)」「一般化(どんな場面でスキルが使えるかを教示する)」のステップで行うと、効果的であることが分かっています。集団活動や余暇活動などの場面で、お子さんの発達の躓きや可能性を細やかに観察・把握しながら実践しています。
1日の流れ(平日)
14:30~ 各学校へお迎え
じぇむぱれっと到着
15:10 始まりの会
15:20 集団活動
15:30 個別活動
16:00 おやつ
16:10 余暇活動
17:30 お帰り
呼名と今日の予定の確認し、見通しを立てて活動します。
ハンカチ落とし、転がしドッヂ、リバースなどの様々な活動を行っています。
じぇむぱれっとが制作したオリジナルの課題の中から自分に合った課題に取り組みます。



※平日は学校までお迎えに行きます。原則、お帰り及び学校休業日の送迎はありません。
1日の流れ(学校休業日)

公園や児童センター等へ出かけ、様々な遊びや体験をしてきます。



9:00 来所
10:00 始まりの会
10:10 集団活動
(ラジオ体操)
10:20 個別活動
11:00 余暇活動
12:00 お弁当
13:00 課外活動
15:30 おやつ
15:40 余暇活動
17:00 お帰り